aftercare
アフターケア
aruciで使用の栃木産ヌメ革は余計な表面加工をほとんどせず、素直に歳をとり、味わいを深めていく革を使用しております。

作りたてのaruciシザーケースを比喩するなら、生まれたての赤ん坊そのもの。使いたては特にシミや傷が付きやすい状態です。

その為、aruciではコロニルウォーターストップ(防水スプレー)を薄くスプレーした状態でお客様のもとへ出荷いたします。
これにより、初期のデリケートな時期の大きなアクシデントを予防し健やかな成長を助長します。※完全な防水・防汚ではありません。

ご留意いただくメンテナンスとしては、濡れ・汚れた場合は可能な限り早く、やわらかく乾いた布で拭き取ること。
それを踏まえた上で、その後の育て方(アフターケア)はお客様次第。

そこでaruciより、3つの育て方をご案内いたします。

1.特になにもしない育て方
人間でいうところ、すっぴんで生きていこうという育て方です。
メリットとして最も自然に経年変化することで、本来の革の持つポテンシャルを最大限に引き出すことができます。
デメリットとして、傷やシミなどは付きやすくはなりますが、それこそヌメ革製品の醍醐味だとお考えの方にはこの育て方をお勧めします。

2.コロニルウォーターストップ(ドイツ製)を使った育て方 「防水・防汚・少しの保湿」
人間で言うところ、簡単なスキンケアはしようという育て方です。
前述したコロニルウォーターストップを1か月に1度の頻度でスプレーします。
防水・防汚効果により、小さい汚れや傷を予防します。※完全には保護できません。
また、使用し続けることによりスプレーの成分であるフッ化炭素樹脂が革内部に浸透蓄積され、質感を損なわず、強い革へと育てていきます
ただし、シミの原因となる為、近距離でのスプレー、使い過ぎには注意です。遠くから薄くスプレーすることがポイントです。

3.ラナパーワックス(ドイツ製)を使った育て方 「防水・防汚・保湿・汚れ落とし・ツヤ出し」
人間でいうところ、完璧なスキンケアをしようという育て方です。
1か月に1度の頻度で塗布することで、革のお手入れと保護の両面で効果を発揮します。
このケアを続けることにより、革の状態を常に良好に保ち、主張しすぎない落ち着いた光沢が生まれ、しっとりとした質感へと仕上がります
ただし、ヌメ革の特徴としてワックスが浸透しやすいので、革色が濃くなる変化が早くなります。
特に傷や擦れた箇所は、色が濃くなりやすいので塗りすぎにご注意ください。少量をスポンジに含ませ、薄く塗布することがポイントです。

コロニルウォーターストップとラナパーワックスは当サイト内でも取り扱っております。

育て方はそれぞれ一長一短ありますので、どれを選択するかはお客様の自由です。
使い手に適した育て方でご愛用いただければ、作り手としても幸いです。

保管方法
長期間ご使用にならない場合、高温多湿、直射日光の当たる場所(車内や押入れ、窓際)での保管は
変色、変形、カビの原因となりますのでおやめください。
また、保管の際はビニール袋に入れず、付属の布袋での保管をお願い申し上げます。