美容師から美容師へ、世代をつなぐ本革シザーケース

ランドセルって、儚いですよね。

長年革の業界に身を置く私としては、あんなに超上質な革を使用し、

一流の職人が一つ一つ丁寧に仕立てたバッグを、6年間で手放すなんて!

って思うんです。

(ちゃんと手入れしてれば、おそらく一生モノのクオリティです)
 
日本の文化でありますし、身体の成長と共に手放すことになるのは当たり前なのですが、、

でもそこには、かけがえのない”思い出”という要素が詰まっていて、


そんな道具(あえて道具と呼ばせていただきました)をまだ使えるうちに手放す瞬間は、


儚くも美しいと感じます。

 
ランドセルのように、手放す瞬間には思い出が蘇り、涙が出る。

仕事道具であるシザーケースを通じ、そう感じていただけるようなものづくりを
aruciでは目指しています。
 
 

親から子へ aruciのシザーケース

 
先日こんなことがありました。


「美容師の私から、フローリストになる娘へのプレゼントがしたい」

aruciをお使いいただいている方からのメッセージです。


私たちは大変嬉しく、感動しました。

そんな風に、aruciを親子でご使用いただけるなんて。

職人冥利に尽きるとは、まさにこのようなことです。

本当にありがとうございます!
 



ランドセルとシザーケースの違い
それは引き継ぐことができること。


革のシザーケースは使っていくうちに経年変化が起こり、愛着が沸き、


そんな仕事の相棒は、なかなか手放したくないですよね。




でも、自分の息子娘なら、、と思う瞬間が

いつかは訪れるかもしれません。




本革で長持ちできるシザーケースなら、


”思い出と共に引き継げるシザーケース”を
目指すことができるのではと、感じます。



そのためには製造技術の開発、素材開発、メンテナンス技術も欠かせません。



日々レベルアップし、美容師やトリマーといったプロの職人の皆さまへ


価値のある仕事道具の提供ができるよう、精進していこうと思う出来事でした。
 
 
 



次世代にも引き継げる


引退しても、飾っておける


これからも、そんなシザーケースを製造し、アフターフォローもしてまいります。



”たかが道具されど道具”


本革のシザーケースを長持ちさせ、一生モノとして

aruciをご愛顧いただいている皆様の仕事人生と共に

歩んでいけたらと思います。
 
aruciのシザーケースを、これからも宜しくお願い致します。


執筆者:rui
本革のお手入れ方法に関しては、こちらをご参考ください。
シザーケースのお手入れ方法 - シザーケース専門店 aruci(アルチ)
 

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