【美容師向け】シザーケースを選ぶときのポイントとは?

「シザーケースを失敗せずに購入したい」
「購入時の注意点を知りたい」

美容師の方の中で、このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。シザーケースは、シザーを扱う職業の美容師にとって無くてはならない必須アイテムです。

本記事では、美容師がシザーケースを選ぶときのポイントをシザーケース専門店が解説していきます。記事後半では、美容師におすすめのシザーケース5選も紹介します。

この記事を読むことで、シザーケースを選ぶときにおさえておきたいポイントを理解し、購入後に「失敗したかも…」と感じるリスクを減らしましょう。

美容師がシザーケースを選ぶときのポイント4つ

美容師がシザーケースを選ぶときのポイントは、主に以下の4点です。

  • 収納力
  • 色・デザイン
  • 素材
  • 付け方

それぞれ詳しく説明します。

収納力

お客様の施術に必要なシザーの本数は、美容師一人ひとり異なるので、自分にあった収納力のシザーケースを選ぶ必要があります。

平均的には、3〜4本所持している人が多い印象です。これから増える可能性がある人は、5本入るシザーケースを選びましょう。ただし、収納物が多いと重くなるので注意が必要です。

色・デザイン

シザーケースは機能性も大事ですが、色やデザインも同じぐらいに重要です。毎日身に付ける物なので、気に入ったデザインだと、仕事のモチベーションアップに繋がります。

シザーケースもファッションの一部として考えて、デザインや色味を選ぶことをおすすめします。

素材

シザーケースの主な素材は、合皮と本革です。双方の特徴を解説していきますので、自分に合った素材のシザーケースを選びましょう。

合皮

合皮とは、原料に本物の動物の皮を一切含んでおらず、基布に合成樹脂をコーティングしてつくる人工素材のことを指します。

耐水性に優れているので水や汚れに強く、すぐに拭き取るとシミになることなく、綺麗に落とすことができます。

しかし、水分が含まれた状態が続くと劣化して表面が剥がれてボロボロになります。また、 湿気や熱に弱いので、サロンワーク中にコテやドライヤーの熱に注意し、風通しの良い場所で保管しましょう。

合皮製品は、本革よりもリーズナブルで手に入れることが可能ですが、経年劣化するので寿命が短いデメリットがあります。

しかし、短期間で色んなシザーケースを使いたい方は、安価で買い替えやすい合成製品が向いています。

本革

本革とは、本物の動物の革を使用した素材のことを指します。本革の最大の魅力は、何年も使い込むことによって、傷や汚れも味となり、経年変化でオリジナルの色合いに育っていくことです。

しかし、耐水性が低く水に弱いため、濡れた場合はすぐに乾いた布で拭き取りましょう。

耐久性に優れているので、定期的にメンテナンスクリームを塗ってお手入れを継続することで、10年以上使うことも可能です。

合皮より高価ですが、1つのシザーケースを長期間使い続けたい方には、本革製品がおすすめです。

付け方

シザーケースの付け方は、2通りあります。

  • ウエストベルトタイプ
  • ショルダータイプ

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ウエストベルトタイプ

ウエストベルトタイプとは、ベルトを腰に巻きつけてケースを装着する方法です。座っていても立っていても同じ位置で固定されて安定感があるので、シザーや他のアイテムの出し入れをストレスフリーで行えます。

ベルトは数段階の中で好きな長さに調節できるので、自分が使いやすい位置にくるよう、初めに設定しておきましょう。

日によって長めにしたり短めにしたりして、雰囲気を変えることも可能です。

ショルダータイプ

ショルダータイプとは、ショルダーベルトを肩から掛けてケースを装着する方法です。どのような服装でも不便なく装着できるので、毎日のコーディネート選びに困ることがありません。

また、落ち着いた色味の服装の日は、シザーケースの色味が差し色となって良いアクセントになります。

ショルダータイプのシザーケースは、基本的に利き手にあわせた方向から提げるので、一日中提げていると夕方には肩こりが気になります。

定期的に提げる方向を左右で変えることで、肩への負担が分散され、肩こりが気になりにくくなりますよ。

美容師がシザーケースを購入する際の注意点を2つ紹介

美容師がシザーケースを購入するときに、注意しておきたいポイントを2つ紹介していきます。

重量が大きいと身体に負担がかかる

シザーケース本体の重量が大きいと、収納物を入れた後さらに重たくなります。重たいシザーケースを長時間身に着けていると、肩こりや腰痛の原因になります。

美容師は1日立ちっぱなしで身体への負担が大きいので、身に着けるアイテムはなるべく軽量なものを選びましょう。

シザーケースのデザインが普段の服装に合うか確認する

美容師は、シザーケースを付けている時間が長いので、購入を考えているシザーケースの色味やデザインが服装にマッチするのかイメージしておきましょう。

普段のファッションが個性的でカラフルなアイテムが多い人だと、シザーケースは落ち着いた色味を選ぶとトータルでオシャレ度が上がります。

シザーケースの色選びに迷ったら、飽きのこない定番色のブラウンがおすすめです。男女問わず人気のある色で、どのような服装にも合うので服とシザーケースがミスマッチするリスクを減らせます。

美容師がシザーケースに収納しておくと便利なアイテムとは?

美容師がシザーケースに入れておくと便利なアイテムを紹介していきます。収納物は、美容師1人1人異なるので、参考程度にご覧ください。

サロンワーク中に、何をシザーケースに入れておくと便利なのか考えてみましょう。

シザー

スタイリストなら必ず毎日使うアイテムなので、数本入れておく必要があります。ケースによってシザーポケットの数が異なるので、ご自身が施術で使うシザー数にあわせてケースを選びましょう。

美容師は、平均で3〜4本のシザーをケースに収納している人が多いです。万が一、施術中に床に落とした場合でも、予備があればすぐに再開することができます。

コーム

カットで使うテーツコーム、パーマで使うリングコームをそれぞれ1本ずつ入れておきましょう。シザーと同じく、落としてしまったら消毒をしないと使えないので予備で多めに入れておくと安心です。

メモ・ペン

最近では、電子タイプの顧客カルテで施術内容やカウンセリングの記録を残す美容師が増えています。

忙しいと情報をすぐに入力することが難しいので、営業後にまとめて打ち込めるように、メモとペンを入れておくと便利です。

レザー

美容師のカット技法は、シザーカットだけでなくカミソリを用いて行うレザーカットもあります。シザーでは表現するのが難しい髪の柔らかさを、レザーだと表現できる良さがあります。

仕上がりにあわせてシザーと併用して使う人も多いため、必要であれば入れておきましょう。

フェイスブラシ

フェイスブラシは、お客様の顔に付いているカット後の細かい髪の毛を取るために使います。受付に用意しているお店が多いですが、施術席で払えるように個人用として1本持っておきましょう。

顔だけでなく、耳周りや襟足の毛払いにも使えるのですぐに取り出せると便利です。

ブラシの毛質が、チクチクせずに肌当たりが良いものを選択することをおすすめします。

ダッカール

ダッカールは、お客様の髪を一時的に留めておくときに使います。カット以外でも使う場面が多いので、3〜4本入れておきましょう。

毛量が多いお客様用に、一気に多くの髪の毛を掴んで留めることができる“ワニクリップ”も1つ所持していると便利です。

美容師がシザーケースを長く使うためのお手入れ方法とは?

シザーケースを長く使うには、日々のお手入れがとても大切です。素材によって、お手入れ方法が異なるのでそれぞれ見ていきましょう。

本革

サロンワーク中に濡れてしまったり汚れてしまったりした時は、なるべく早く柔らかい素材の乾いた布で拭き取りましょう。

1ヶ月に1度、防水スプレーやメンテナンスクリームを塗りこむことで、細かい傷が付くのを予防でき、すでに付いている傷も目立たなくなります。

何もせずに放置してしまうと、人間の肌や髪と同じように乾燥してひび割れしてしまう可能性があるので、保湿が大切です。

本革は水気や湿気に弱く、変色やカビの原因になるので、高温多湿の場所で保管することは控えましょう。風通しの良い場所で保管することをおすすめします。

合皮

合皮は耐水性に優れているので、濡れてしまってもすぐにシミになることはないですが、なるべく早く拭き取りましょう。

素材の性質上2〜3年で加水分解が起こり、表面がボロボロになりますが、正しくお手入れして保管方法を守っていると長持ちさせることが可能です。

長時間直接日光が当たる場所に置いておくと、劣化を進める原因になります。高温多湿の場所を避けて、日光が当たる位置におく場合は、布やタオルでカバーをして保管しましょう。

美容師がシザーケースを買い換えるタイミングとは?

シザーケースを買い替えるタイミングは、いくつかあります。

1つ目は、アシスタントからスタイリストになるタイミングです。アシスタントケースを持っている人は、初めてシザーケースを購入することになります。

元々シザーケースを使っている人は、スタイリストになりシザーの使用本数が増えたタイミングで、収納力が高いものに買い替える人が多いです。

2つ目は、愛用しているシザーケースが劣化したタイミングです。素材が劣化し、ボロボロになってきたら買い替えましょう。

普段のお手入れをしっかりと行い、大切に扱っていると、劣化を遅らせることができます。

美容師におすすめのシザーケース5選

シザーケース専門店aruciが、美容師におすすめのシザーケースを5つ紹介します。それぞれ特徴や使い勝手が異なるので、シザーケース選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

スリムシザーケース「pulz triangle」

非常にコンパクトな見た目ですが、シザーを5本収納できます。本体の色は、特注カラーの"古樹シガーチョコ"と"深海アオミドリ"の2色からお選びいただけます。

ショルダーは7色展開なので、本体とショルダーの色の組み合わせは、全14通りです。

便利なフラップ付きなので、持ち運ぶことが多い美容師の方におすすめです。

価格

19.800円

素材

レザー

お手入れ方法

ポケットの底が開閉できる

カラー展開

古樹シガーチョコ、深海アオミドリ

「pulz triangle - スリムシザーケース 絞りレザー」の商品ページはこちら

 

スリムシザーケース「スリムビーンズ」

丸みのある豆型が特徴的な、aruciで人気のシザーケース「beans」のスリムタイプです。シザーポケットが2本用と3本用の2段になっており、合計5本収納可能で、サイドループにブラシも入れられます。

必要最低限のアイテムが収納できて、軽量でコンパクトなシザーケースをお探しの方におすすめです。

パーツを全てバラバラに取り外すことができ、背面のホックを外すと底が大きく開くので、日々のお手入れも簡単に行えます。

価格

19,800円

素材

牛革(モストロレザー)

お手入れ方法

すべてのパーツをバラバラにできる

カラー展開

ライトネイビー、レッド、ライトグレー、グリーン

「経年変化を楽しめる本革 スリムビーンズ」の商品ページはこちら

 

スリムシザーケース「カーブ」

スリムシザーケース3型の中で、最もマチが広い大容量タイプです。上下2段のポケットが付いており、ポケットの間の隙間にもアイテムを収納できる仕様です。

すべてのパーツをバラバラにできるので、ケースの中に溜まった髪の毛が取り除きやすく、楽に掃除を行えます。

スマートな見た目ながらたっぷり収納できる、スクエア型のシザーケースをお探しの方におすすめです。

価格

19,800円

素材

牛革(モストロレザー)

お手入れ方法

すべてのパーツをバラバラにできる

カラー展開

ライトネイビー、レッド、ライトグレー、グリーン

「経年変化を楽しめる本革 カーブ」の商品ページはこちら

 

ANTIQUE beans

豆をイメージして作られた楕円形のフォルムは、ころんっとした形が可愛く、男女問わず人気があります。

aruciのシザーケースは、ボディ・ポケット・ベルト・ショルダーの4つのパーツを数ある種類の中から選んで、自分好みのシザーケースを作ることができます。

美容師一人ひとり、シザーの使用本数やその他アイテムの数は異なるので、自分にぴったりのシザーケースを見つけるのは難しいです。

自分に合った仕様で、使いやすく人と被らないシザーケースをお探しの方におすすめです。

価格

15,400円 ※ボディのみ

素材

アンティークレザー

お手入れ方法

背面ホックを開閉できる

カラー展開

blackgreen、whitegray、smokypink

「カスタムシザーケース ANTIQUE beans」の商品ページはこちら

ANTIQUE ciggy

縦長のボックス型で、たくさんの収納物を入れられる大容量シザーケースです。他のシザーケースと比べてマチが大きいので、ブラシやバリカンなどの大きめなアイテムをケースに入れたい方にぴったりです。

底のボタンを外すと大きく開くので、底に溜まっている髪の毛を楽に取り除いて掃除することができます。

アンティークな風合いのカラー展開なので、オシャレな色味のシザーケースをお探しの方におすすめします。

価格

17,600円 ※ボディのみ

素材

アンティークレザー

お手入れ方法

底が開閉できる

カラー展開

blackgreen、whitegray、winered、smokypink

「カスタムシザーケース ANTIQUE ciggy」の商品ページはこちら

 

aruciでお気に入りのシザーケースを見つけてみませんか

本記事では、美容師がシザーケースを選ぶときのポイントを解説しました。たくさんあるシザーケースの中からお気に入りのシザーケースに出会えますように。

シザーケース専門店aruciでは、機能性とビジュアルにこだわったシザーケースを豊富にご用意しております。ぜひ、自分に合うシザーケースをお探しください。


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